Art

展覧会、写真展、コンサートやダンスなど、見たり聞いたり体験したりの楽しい時間。

横浜トリエンナーレ2020

先日、横浜トリエンナーレ2020へ友人と2回に分けて観に行ってきた。

YokohamaTriennale-18September2020

YokohamaTriennale-02October2020

通称ヨコトリはテーマなどはとてもいいな、と思っている。良い作品も多数あった。
だけど、個人的には特にメイン会場の展示内容に毎回多少の消化不良を感じることがある。
今回もサブカル、エログロ(全然激しくはない)、ビデオ作品が多かった。
もちろん、これらの作品が悪いわけではないのだが、なんとなく、国際展示なので家族づれで楽しもうと思うと、思わずそういった作品に出くわすとしかもその数が多いと、かなりいたたまれなくなる。。というシチュエーションに置かれてしまう。。
事前にそういう系統のもが多数とどこかに記載してくれているとまた印象が違うのかな。。??
それから難解さを楽しむというのも、作品の良し悪しで楽しむレベルまでいかないものも多々あるのでは。。と感じる。

ただ、やっぱりBankARTはとても素晴らしく、今回は黄金町バザール、駅ART(馬車道しかみてないけど)もかなり楽しいものだった。
事前にどういう作品なのか、ある程度ツカミがあると印象が違うのかなー。。作品の数が多すぎて掴みきれないということもあるか。。なかなか難しい。(汗
でも、横浜の町に久しぶりに行けたので、こういう機会はとても有難いです!

「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展

「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展
https://goo.gl/do4c9c
2008年の横トリ、2009年には六本木アートナイトでやっていた霧の彫刻。今回はエルメスのガラスを氷の大地と見立てた霧の風景とのこと。

メゾンエルメスの展示は量が個人的には丁度よく、観やすくて、作品の理解を助けてくれる関連資料も幅広く置いてあって楽しかった。

資料、時間が足りず全部は読めませんでしたが、以下はその抜粋メモ。

中谷宇吉郎
氷のことは氷に聞かないとわからない
→地球環境のことは氷に聞かないとわからない

無重力状態だと対照的な雪の結晶ができるが、重力があると対流がうまれ、歪んだ形になる。

中谷芙ニ子
禅、間
その存在は重ならない
その間
美は人と自然が築く関係のなかにあり、それを通じて本能的に知恵を身につける、自然を守る判断ができるようになる→作法

体験志向の作品へ
→温度差(温度がものに変化を与える)

形を残すよりプロセス自体に興味
他者と社会に対する興味
死ぬ 腐る デコンポーズのプロセスは微生物が生きるプロセスへと変換→自然との調和→エコロジカルへ

禅の精神からの間(ま)。
いきものとモノとの関係性、芙二子さんの自然に対する美意識や知恵。
様々な気づきがたくさんありました。

本当に素敵でした。3/4まで開催です。