memo:ハートカズラ

デスクの横に吊るしているハートカズラがこんがらがってる
この絡まりを解きほぐそう
ハートカズラの小さな葉っぱは少し湾曲しているため、お互いに絡まりやすい
さらに枝別れしているのでやっかいだ



混乱がうずまく
ある作家が言う
美術は世界を読み解くための手段にすぎない
世界を読み解くとは…
自分の日常 世、セカイだ

情報過多となってしまったこのいわゆるセカイには観念化されたもの
もしくは既に心得ていることをさも凄いことのように伝えているものが多い
そんな当たり前なもの有り難くもない
そんなこと誰ももうすでに知っている
欲しいのは知らないことを知るということ

常識の枠組みの中にいる私達は社会生活を営むにつれて
鈍くなっていくように刷り込まれている
鈍感になればなるほど、ラクに生きていくことができるからだ
制度に刷り込まれ、自分が均質化していくのはごめんだ

ただそこに在る
生 いきなりこの世にポンと出て来る
死 いきなりこの世からいなくなる
どちらも世という中のバランスが崩れる 穢れ

思考がいろんなところに飛ぶ 肯定 毒つく 自戒 しかるべき大いなる矛盾

まるで神経細胞間でシナプスがあっちにいってはこっちにいってはと
枝分かれしながら、精査されていくように
ハートカズラの混乱
落ちるべくしてちぎれてしまった葉っぱを観ながら
自分みたいななりそこないがおこがましく
どこまで理解できるというのだろう 何ができるというのだろう

だけど 今やっとしっくり身にしみて気がついてきたのかもしれない
他人ではなく、自分が創造していくことでしか見いだせないのだから