トラもじょ、輸入検査への手続き始める

アメリカ生まれのアメリカ育ち。(麻紀子宅の猫です)
でも私が日本人だから将来日本に移住する可能性もある。
しかし猫は思いついたらすぐ旅路につくという風には行かない。
近年ペットを連れて国外へ行った友達の話を聞いて、犬猫には色々手続きと準備期間が必要になるということは知っていたので調べてみると、日本は特に厳しい様子。
昨年からいざという時に備えて準備を始めたのですが・・・


トラもじょは生後三ヶ月で貰われてきたときに万が一迷子になっても大丈夫なよう体内にHOMEAGAINというペット個体識別のマイクロチップを埋め込み連絡先が登録されている。しかし国外に出るとなると、ISOつまり国際規格対応のマイクロチップを入れなくてはいけない。
ネットでISO対応マイクロチップ購入し、いつもお世話になっているStanford Pet Hospitalでチップを肩甲骨の間に入れてもらった。5ミリほどの大きさなのであっと今に完了。二匹とも抵抗なし。
マイクロチップの埋め込みがすむと今度は狂犬病予防注射接種と、不感染証明のための血液検査。
これも何年かおきに健康診断の際に受ける普通の狂犬病の注射では不十分、日本動物検疫庁ではKilled virusという種類のワクチンしか認めておらず、しかも最低二回受けていないと入国許可されない。
トラもじょは昨年春と秋にすでにこのKilled virusの予防接種を受けたので、今週は感染していないことを証明する検査のため血液採取をしに雨の降る中再びStanford Pet hospitalのヘトラー先生に会いに行った。
まずは体重&温度測定。
アシスタントのおばさんに「毛がほわほわねぇ〜」と褒められた、もじょ。まんざらでもない様子。
「体温測定はちっと不快だけど、我慢すっか」(←も:恐怖はこれから・・・)
もじょ 9.4パウンド (くいしんぼうなのに胃が弱いという悲しい性)
トラ 11.5パウンド (健康優良猫。着実に体重を増やしています)
血液検査は奥の部屋で、ということで付き添いできなかったので先行のもじょを見送ってから
トラと別室で待っていると、「ギャーー!!」という聞き慣れない猫の鳴き声が隣の部屋から聞こえてきた。
体温測定で抵抗する猫ちゃんもいるんだ、なんて思っていたら・・・
ヘトラー先生が来て
「 今の叫び声聞こえました?もじょがね、だっこしている時は大丈夫だったんだけど、横にしたとたんに暴れだしているの!」
「えっ、今のもじょですか?」
「 ええ、鎮静剤を投与してもよいかしら?ていうか、大興奮しているのでそれしか手がないんだけど。」
「えっと、量に注意していただければ大丈夫。仕方ないですよね。」
(トラは怯えてカゴの中へ、退場準備。)
「OK じゃあ鎮静剤が切れるまでに2〜3時間かかるのでまた午後に戻ってきてくれる? 」
「はい・・・」
もじょは普段はとってもsweetなんです。
でもお風呂と注射に直面したのみ絶対拒絶(以前よそでグルーミングしてもらった時にもお風呂で大抵抗して鎮静剤を投与されたのですが、量が多過ぎて後12時間ほど目の前ぐるぐる状態になってしまった。可哀想だった。)まして今のは聞いた事もない声だったので、今日は相当抵抗している模様。
後ろ髪を引かれつつ、一旦家に戻り午後出直すと、二匹ともカゴの中でぐったりした様子で戻ってきた。
生まれて初めての血液検査で疲れたのか二匹は帰宅早々、暴食→爆睡。血液はカンザス大学の狂犬病研究室に送られ、結果は2〜3週間後に戻ってくるそうな。
次の日には本人はケロリとした顔で膝の上でまどろんでいましたが、愛するペットが抵抗する声を聞くのは非常に心苦しいものがありますね。やれやれ。