横浜トリエンナーレ2011_黄金町バザール3

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志村信裕さん Red Carpet (ちりめんや)
日がくれて、夜の道に映像が映し出される。

途中、どこかのカフェで地元のお母さんとお話をすることができた。
その方は黄金町に生まれて育ち、今は70歳ぐらいとの事。昔の特殊飲食店が多くあって賑わっていた頃の話をしてくれた。お母さんの家の4件先の角地に◎後さんというヤクザがいて、この界隈を取り締まっていたそうだ。そこには子供が二人いて、子供たちの誕生パーティーは近所一帯の人達もお呼ばれされて盛大にやったそうだ。また、この辺りを夜一人ではとても怖くて通れなかったが、唯一「火の用心」の見回りの時だけはそれに続いて歩く事ができたとか。
まあ、いろいろと地元裏エピソードを話してくれたので興味深かった。それでも、普通の人が普通にここで生活をしていたのだ。



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竜宮美術旅館
以下は全て竜宮美術旅館内にて。

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志村信裕さん lace
レトロで怪しい雰囲気のお風呂場になんとなく幻想的な映像が流れていてキレイだった。

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遠藤一郎さん 未来へ号
震災と津波で豹変してしまった風景写真、どんな媒体で見ようともこの光景には心が揺れる。

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松澤有子さん ひかりを仰ぐ

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狩野哲郎さん(たぶん)
この不思議なベランダからのぞく風景は青線地帯と言われていた当時の風景とは違うのだろうけど、やはりどこかその香りが残っているように感じてしまう。

さんざん歩き回り、スタンプラリーでgetした戦利品を肴にカフェの中でビールを一杯。うまかったなー。
あ、そうそう、スタンプラリーではちょっとしたハプニングがあった。さんにん工房というかわいいキャラクターデザインされた小物雑貨やさんがあったのだが、そこでニセモノスタンプが置いてあって、私たちはてっきりそれもスタンプの一つだと思っていたのだ。景品交換にバザールバザールに行ったら「まだ後一つです。」と言われてけっこうショックだった。
あのさんにん工房の人達、私たちが「あー、スタンプがある!」とはしゃいでいたのを聞いていたはずなのに、後からでも良いからひとこと言ってくれてもいいのになぁ。けっこうだまされた人が多いそうだ。バザールバザールの人が申し訳なさそうに謝罪されるので、この気まずさに返ってさんにん工房には少々ガッカリかな。
でも、気を取り直して散策をし続けてComplete。
スタンプラリーでもらえる景品は2種類。
一つは昭和30年の時の黄金町界隈の地域の手書き住民地図の復刻版と建築家さんが設計したかわいい果物が作れるペーパークラフト。
私は悩んだ末、地図を頂いた。
どこかのカフェで偶然出会ったこの地域のお母さんの話をsassyと思い出しながら、「ここがあのお母さんの家で今はクリーニングやさんだよ。」とか、「あ、ここがこの界隈を締めていた◎後さんの家。」とおしゃべりをした。心地よい風がカフェの中に入ってきて気持ちがよかった。
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