
最近、また絵を描き始めている。114x182cmのパネル2枚組のもの。
これは昔、友人から譲り受けたもので、絵が描かれてあったのだけど、それを潰して私が10数年前、制作した。
この絵は私がまだ20代前半の時に制作したものだ。
これから今の私が10年以上の時を越えて、この上からまた手を加えていく。。
これに関しては、結果的には制作していく過程においてとても長い時間をかけている。
私は絵を描いていて、あ、ここで、この一筆でこの絵は完成だな。と理解する瞬間が必ずある。今までのこういう抽象の絵にはすべてそのときの終わりがきちんと見えていて、完結している。
だけど、この絵にはなぜか終わりが未だ見えない。もしかしたら、ルーツを考えるとこの絵は終わらないものなのかもしれないし、これから私が長い歳月を経てこの絵と向き合うとき、終わりがやっと見えるのかもしれない。。
でも描いて見なければわからない。
この絵に対峙していかないとわからない。
そしてそれはやっとはじまったばかりだ。
この当時考えていた思考から少なからずも成長し、程遠いところに私はいるけど。この絵に向き合うと、そのやり残したものをまずは整理していかなければならないようだ。これがものすごく大変で根気がいる。
自分との闘いであり、命がけでもある。
そしてしばらく私の本気の遊びがはじまる。