今年の1月18日に青山ブックセンターで原研也さんの公開ゼミナールに行った。その時に紹介された本がこのEx-formation植物の本。
Ex-formationについては先にリンクしている平凡社で簡単に述べているのでそちらを参照されたし。
規制の概念を違う視点で再構築させて、既に理解していた(もしくは思い込んでいた)概念を取払い、デザインという手法を新しい視点で再び構築していく試み。それをムサビの学生たちと1年間、1つの課題を通して考え、作り上げた作品を発表している本である。
公開ゼミも原先生の解説がわかりやすくておもしろかった。生徒さんたちの作品の内容も時間をかけて練っただけありおもしろいものが多かった。
ものごとを未知化(原先生流な言い方だと)して作品を構築していくことはコンテンポラリーアートの中でもよくみうけるものだ。自分のBゼミ時代にもそういった内容のゼミで演習をしていたことを思い出す。もっとも、1つの課題に対して1年もの時間をかけて制作するなんてことはしなかったから、そういう風にじっくり向き合うのはとてもいいなぁと思ってしまった。
ちなみにこの本、シンプルで小さくてかわいい。内容も読んでいると、いろいろ思いめぐらせることができて、なかなかおもしろいのでおすすめです。
※「デザインのデザイン」も同じような視点で書かれていて参考になります。